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フィールズ・ライク・ホーム |ノラ・ジョーンズ

フィールズ・ライク・ホームフィールズ・ライク・ホーム
ノラ・ジョーンズ
EMIミュージック・ジャパン
発売日 2008-06-11


???デビュー作『COME AWAY WITH ME』が世界的に大ヒット、グラミー賞8部門受賞という快挙をなし遂げた21世紀のシンデレラ・ガール、ノラ・ジョーンズの2ndアルバム。プロデュースは前作に引き続きアリフ・マーディンが担当しており、カントリー・ポップをベースにした癒し系ヴォーカルという点では前作の路線をきっちりと踏襲したものだが、ゲストを加えたり、カバー曲を入れたりと、よりバラエティ豊かな内容になっているのが印象的だ。
???ゲストについていえば、「クリーピン・イン」でドリー・パートンとデュエットしているのが目を引く。これはドリーの世界にノラが歩み寄ったといってもいいアップ・テンポのカントリー曲で、アルバムの真ん中に入っていることもあって、チェンジ・オブ・ペース的な役割を果たしている。ザ・バンドのレヴォン・ヘルムとガース・ハドソンが各2曲に参加しているのも新味。このほか、カサンドラ・ウィルソンのバックでも活躍のギタリスト、ケヴィン・ブレイトや、ノラの大親友ダルーもコーラスなどで参加している。
???タウンズ・ヴァン・ザントの「ビー・ヒア・トゥ・ラヴ・ミー」、トム・ウェイツの「ロング・ウェイ・ホーム」、デューク・エリントンの「メランコリア」に自作詞をつけた「ドント・ミス・ユー・アット・オール」の3曲がカバー曲だ。さらにうれしいことに、日本盤にはボーナス曲として、「スリープレス・ナイト」が追加されている。(市川正二)

大物との競演が楽しい傑作を廉価で入手しましょう。 2008-09-17
私がこのレビューを書いている時点で既に64名の方が熱心にレビューを投稿され、そのほとんどが高い評価。私も素晴らしい作品だと思います。彼女の音楽の芯の部分は変わらないと思いますが、扱う音楽の幅が広がり、多彩さと同時に深みをました好印象を受けます。デビュー作の大成功が彼女に自分の音探しの旅が間違っていないとの自信を与えたのでしょう。前作ではバックは彼女のピアノと歌に寄り添うように少ない音でサポートする曲が比較的多く、それはそれで彼女のジャジーな芳しい音世界を作り出すのに寄与していました。それに対し、本作ではバックのより積極的なサポートが彼女の魅力に磨きをかけています。その代表が、単なるバックとは言えない大物アーティストとの競演。実際、ザ・バンドのレヴォン・ヘルム(ドラム)、ガース・ハドソン(オルガン)の2人が参加して、デビュー作日本盤のボートラ・ヴァージョンとは違ったザ・バンド色の強い仕上がりとなったM2、ガース・ハドソンのアコーディオンの音色が味わい深いM6、そしてカントリー界の大物女性シンガーであるドリー・パートンをヴォーカルで迎えたM7は、本作を代表する曲・演奏と言ってよいでしょう。


音質もよく、日本盤ボートラ(M14)つきの2008年6月11日発売のエディションは、本作を廉価で入手するのに絶好です。


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Night Lights |Gerry Mulligan

Night LightsNight Lights
Gerry Mulligan
Verve
発売日 1990-10-25


???ジェリー・マリガンはそれまで脇役だったバリトン・サックスで豪快なソロを繰り広げ有名になった人だが、63年録音の本作では、ソフィスティケーションの妙で聴く者を魅了する。アート・ファーマー、ボブ・ブルックマイヤー、ジム・ホールといった趣味のいいミュージシャンとの共演で、あくまでもエレガントに、そして知的かつ繊細なサウンドで聴く者をうっとりとさせる。
???このアルバムでは、選曲の親しみやすさも魅力。マリガンがピアノを弾いているタイトル曲はメロディが美しく、ボサノヴァ< 2 >「カーニヴァルの朝」、ショパンのクラシック曲< 4 >「プレリュード:ホ短調」、それにスタンダードと、どの曲もチャーミングだ。簡単にいうと、ウエスト・コースト・ジャズとクラシックの室内楽をブレンドしたような、スマートで上品なテイスト。それに加え、全体が夜のムードで統一されているのだ。楽器編成もユニークだが、それらを効果的に生かしたアレンジも素晴らしい。イージーリスニング的だけど、イージーリスニングとはひと味違う極上のジャズになっているところが、名盤たるゆえんなのである。(市川正二)

ゆったり流れる時間 2008-03-22
 仕事や人間関係、葛藤にプレッシャー、そして 持って行きようのない孤独感。

 抱え込んだ全ての “疲れ” を ゆっくり解きほぐす ひと時を与えてくれる 素敵な演奏です。

 FMなどでも、こういう曲をもっともっと流してほしいところです。

 演奏時間がもう少し長ければなぁ‥ と思うのですが、深夜に流す音楽として実に最高。

 ジャケットのイメージが 中身としっくり来ますね。

 こういうものが もっと沢山あればいいですね。


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Cool Struttin' |Sonny Clark

Cool Struttin'Cool Struttin'
Sonny Clark
Toshiba EMI
発売日 1999-04-07


???スリット入りのタイト・スカートを履いたキャリア・ウーマンらしき女性がさっそうとマンハッタンを闊歩しているジャケットもカッコいいが、演奏もこれまた最高にカッコいい。ジャズに限らず音楽には、その時代の空気を真空パックして後世に伝えるタイム・カプセル的効用があるが、1958年録音の本作を聴くと、即座にあの時代にタイム・スリップできる。なにしろこのアルバムには、これぞハード・バップ、これぞファンキー・ジャズといった空気が充満しているのだ。
???なにがいいといって、まずソニー・クラークのオリジナルが泣かせる。覚えやすいメロディのタイトル曲で聴く者の心をぐっとつかみ、マイナー・ムードのでダメ押し。この2段攻撃はすこぶる強力で、あっという間にその世界に引き込まれてしまう。アート・ファーマー&ジャッキー・マクリーンをフロントとする2管クインテットは、ハード・バップ時代の王道といえる編成。そして、そのマクリーンの泣きのアルトが情感たっぷりで、これまた素晴らしい。(市川正二)

心の泉に落ちた小石 2008-01-12
 セクシーな脚線美とエレガントな足取り……この語り尽くされた名盤に物申すのはいささか気が引ける。しかし、本アルバムが誕生して今年でちょうど50年になるのを祝し、同じ頃に生まれた者としての愚見を述べてみたい。


 本作を知ったのは今から30年近く前の学生時代。当時はフュージョン全盛で、いささかヤワなエレクトリックサウンドがジャズ喫茶でよく流れていた。そのあとに、誰かがリクエストした「Cool Struttin’」が大音量で鳴り出せば、店のムードがガラッと変わったものだ。


 ジャズの熱気と哀愁を凝縮したスリリングなサウンドは室内の空気をビリッと切り裂き、甘ったるいムードをあっさり粉砕。それはまるでジャズとロックの境界あたりをうろつき逃げた“挙動不審者”を、ジャズの王道を行く猛者が迫って組み伏す場面を想像させた……。


 月日は流れ、齢(よわい)50歳の〈壮年アルバム〉。そのパワーと魅力は健在だ。たまに取り出して聴くたびにもぎたて、取立ての新鮮な味と香りが漂い、そこに賞味期限はない。そして、作品が心に木霊(こだま)を残していて、心の中で成長したのだろうか。かなり以前から4曲目(本来はラストナンバー)に魅了されている。


 「Deep Night」……バド・パウエルがジャズクラブで弾いているのに触発され、ソニーがレパートリーに加えたという一抹の悲しさをたたえた美しい曲だ。


 ソニーがテーマを独奏。そのままアドリブに入り、都会の深夜に思いを寄せるかのように、独特のリリシズムでメランコリックな情感を歌いあげる。孤独な資質の哀しいまでの結晶を思わせる演奏だ。フィリーが絶妙なブラシでサポートし、続くファーマー、マクリーンもメロディアスなソロをリレー。1、2曲目の熱気と華やぎの余韻が冷めやらず、もうひと燃えしようかという意気込みを感じてしまう。


 

……本国では路傍のジャズマンに過ぎぬソニー・クラーク。普通のアメリカ人ジャズファンからすれば、我々が集めている彼の作品など道端の小石のようなものだろう。しかし、我々の心の泉に投げ込まれた小石の波紋は、今も揺曳している。泉に落ちた寂しい小石の音を、我々はふと思い出してしまうのである。




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Somethin' Else |Cannonball Adderley

Somethin' ElseSomethin' Else
Cannonball Adderley
Blue Note
発売日 1999-02-04


???ジャズの人気盤としてはトップ・クラスにランクされる屈指の名盤。マイルス・バンド時代のキャノンボールは1958年から59年にかけて、『マイルストーンズ』『ポーギーとベス』『カインド・オブ・ブルー』といったマイルスの諸作に参加したが、本作はまさにそうした時代の録音。契約上の関係でキャノンボールのリーダー名義になっているが、実質上のリーダーはマイルスだったといわれる。
???確かにアルバムのハイライトはマイルスの絶妙なミュート・プレイが冴える。この曲はジャズのレパートリーとしては間違いなくベスト3に入る人気曲だが、それもすべて本作におけるマイルスの名演ゆえ。だからこの1曲を聴くために買っても絶対に後悔はしないはず。
???リズム・セクションが腕達者ぞろい(ハンク・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、アート・ブレイキー)という点も魅力だ。ジャズって難しそうと思っている人がいたら、まずこのアルバムから聴くことをすすめる。そしてこのアルバムを聴いてつまらないと思ったら、ジャズとは縁がなかったということ。(市川正二)

まさに実った果実。黄金の一枚。 2008-06-13
キャノンボールもそうだが、特に50年代をガムシャラに走ってきたマイルスにとって、この

一枚は実りの果実だったんじゃないかな。Kind Of Blueの定義付けは、ある種特別なのであれ

だが、60年代以降、良くも悪くも貪欲に自らの道を開拓していった両者だが、ここではそんな

ハングリーさとかストイックさとかとは別で、本当に悠然と心から音を楽しんでる感じが

伝わってくる。「Autumn Leaves」、「Somethin' Else」、「One For Daddy-O」では、音色、

フレージングともに見事なまでに安定したユニゾンを聴かせてくれる。ほんと艶然と微笑む

ような気持ちになれる。


もう何度も聴いた一枚だが、昔は前述の両者とサム・ジョーンズの芯の強いベース音に感服

してたりしたが、年月たって聴いてみると、ハンク・ジョーンズのピアノ音は何とも温かい

というか、心に沁みるというか、だんだん彼の凄さに気づいてくる。そう思って聞き返すと

以外に、この作品で彼は、おいしい所どりしてるのがよくわかる。彼の音を一音一音追って

聴くと何時までも飽きのこない贅沢さがあると思う。


あとキャノンボール名義じゃないともいわれてるが、何々ラストナンバー「Dancing in

the Dark」の彼のアルトの、メロウにムード満点に歌い上げてるの聴いてロマンティックに

浸れば、あながち彼のその後の活躍を予感させる感がヒシヒシと伝わってきて、お膳立てでは

あるが、間違いなく彼のリーダー作だよ。


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エッセンシャル・マイケル・ジャクソン |マイケル・ジャクソン

エッセンシャル・マイケル・ジャクソンエッセンシャル・マイケル・ジャクソン
マイケル・ジャクソン
Sony Music Direct
発売日 2005-08-24




MJを語る上で最低限必要不可欠な曲達 2007-08-19
2005年の二枚組のベスト盤。

2003年の『NUMBER ONES』を含めて、マイケル ジャクソンはベスト盤出し過ぎと言う批判があるけど、先の『NUMBER ONES』がどちらかと言えばただNO1になった曲を発表順に並べただけの作品集であるのに対し、こちらは結構本格的に選曲されている。

Essentialとは「絶対不可欠の」と言う意味らしいけど、まさしくマイケル ジャクソンの歴史上必要不可欠な曲を全て集めたような感じ。


既存のベストと比べて最大のポイントはジャクソン5時代の曲もカバーされていること。子供時代のマイケルもなかなかファンキーで、R&B以前のモータウン的な古き良きソウルミュージックを感じさせる。

子供時代のモータウン→クインシー ジョーンズと組んだ甘いソウルミュージック→ファンキーなディスコ路線→BAD辺りのちょっとワルな青年時代。ニュージャック スゥイング→テディー ライリーと組んだアダルトコンテンポラリーなR&B。マイケル ジャクソンの変遷が分かって興味深い。大袈裟に言えばブラックミュージックの移り変わりとも言える。


『NUMBER ONES』はどうも『Dangerous』辺りの大人っぽい曲の選曲が少なかったけど、こちらでは『Remember The Time』『In The Closet』等が選曲されているのも満足だった。


初心者は『NUMBER ONES』を始めに聴くと良いけど、この二枚組ベストは全ての音楽ファンやR&Bファンにおすすめ。


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マシン・ヘッド(SHM-CD 紙ジャケットCD) |ディープ・パープル

マシン・ヘッド(SHM-CD 紙ジャケットCD)マシン・ヘッド(SHM-CD 紙ジャケットCD)
ディープ・パープル
Warner Music Japan =music=
発売日 2008-09-17


???などの代表曲を多数含む、72年発表の7作目。『Live in Japan』と並び賞されるディープ・パープルの代表作だ。
???また、「ハードロック界を代表する名盤」とか、「へヴィメタルの古典」などとも言われ、ハードロック・ファンの間ではバイブルのような扱いを受けている。ホテルの廊下で録音することによって生まれた、ユニークでクリアな音も興味深い。(麻路 稔)

ロック史に残る名盤中の名盤! 2008-08-23
「イン・ロック」に比べると、角が取れ、テクニックが向上しています。

オープニングの名曲「Hiway Star」では、イアン・ギランのボーカルと、ジョンと・リッチーのソロが聞きどころ。

聞いた後は、無性にドライヴしたくなるスピード感溢れる曲です。

余談ですが、コード進行が、バッハの某曲と一緒だそうです。


「Picture of Home」はライヴでは、やってくれませんが隠れた名曲です。

リッチーのリフとイアン・ペイスのドラムがカッコよすぎる!!


そして、「Smoke on the Water」。説明不要の名曲です。

歌詞の素晴らしさと、悲壮感漂う美しいリッチーのソロ、そして超有名なリフ。完璧です。


最後に、「Space Trackin'」。今でもライヴで演奏される定番の曲です。

攻撃的なリフと、カッコよすぎる歌詞。私的に1番好きな曲です。

メンバー全員が輝いていて、それぞれの聞き所があります。演奏も完璧すぎです。


だらだらと、長いこと書いてきましたが、最後に、

このアルバムの紙ジャケは、中古でもとても高額で、手が出せなかったので、

今回の再発は音も綺麗になっているので、嬉しい限りです。


追記:このアルバムは1996年盤のSHM-CDでしたので、2006年盤の紙ジャケを持っている方

   なら買う必要は無いような気がする音質でした。

   「Never Before」や、「Smoke on the Water」の音はよりクリアになっていましたが、

   「Space Trackin'」の音が少しペラペラになってしまった気がします。


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Back in Black |AC/DC

Back in BlackBack in Black
AC/DC
WEA International
発売日 2003-02-18


???オリジナル・メンバーのひとりでリード金切り声を担当していたボン・スコットの死後、AC/DCは『Back in Black』を録音した。このアルバムについての批評を読むと、大抵の場合、悪口が書いてある。ばかばかしいガキンチョ向け音楽だ、意外性なさすぎだ、へらへらしている、暴力的、独創性ゼロ、セックスと酒のことしか考えていない、まるでマンガだ、云々。もちろん、すべて当たっているが、「What Do You Do For Money Honey」、「You Shook Me All Night Long」、そしてタイトル・トラックに代表されるパーティー・ロックがたいへんスバラシイのも事実。スコットの後を継いだブライアン・ジョンソンだって大声で堂々とがなりたてていたではないか、「ロックン・ロールは騒音公害なんかじゃない…感覚をすごく、すごく鍛えてくれる」と。だから、うかつに人を信じてはいけない。国産のビールを飲まないやつ、テレビで「3ばか大将」を観ても笑わないやつ、ボリュームを上げて『Back in Black』を聴かないやつには要注意だ。(David Cantwell, Amazon.com)

コテコテのRR 2008-10-02
AC/DCのアルバム中、代表作の1つであろう。

とにかくコテコテの、"いかにもROCK&ROLL"が好物な方に聞いて欲しい!

甲高いシャウト、トリッキーなギターソロ。現代ではコンピュータによる打ち込みなんかが流行っているようだが、そんな時代だからこそ、悪く言えば、な音楽が必要なのかな?と思う。


ちなみにこのアルバムは私がAC/DCを聞くキッカケになったものである。

黒のシンプルなジャケットからどんな音楽が聞けるのか、楽しみで仕方なかった。

ツェッペリンの[Stairway To Hell]を当初は連想していて、実際にコンポで再生してみれば、オープニングは暗い鐘の音で始まり、曲調もどことなくスロー。

が、このアルバムは裏切らない。


小学校の朝の会で、最初は大人しくしていた子ども達が先生の話に飽きだして段々騒ぎ出し、仕舞には先生に怒られる。そんな光景を連想させるアルバム。

スローだった曲も徐々にアップテンポの曲へ繋がれていき、"BACK IN BLACK"ではもうシャウトはあるわギタリストのアンガスは派手にソロは決めるわで耳元が相当賑やかになる。


いい大人なのだが、子どもじみていて、しかし的確に社会を観察し、的確な批評をし、

自分達の言葉で、方法で、それを伝えていく。東大のOBだってできやしない。


女子高生の私ですらもこのアルバムの素晴らしさを感じる。

..長々と書いてしまったが、結局何が言いたいって、とりあえずROCK好きな人間なら一回くらいは聞いてね。損はないよ!!...ってことです。


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スリップノット |スリップノット

スリップノットスリップノット
スリップノット
ロードランナー・ジャパン
発売日 2000-03-23


バンド名を冠したこのアルバムのカバーには、薄気味悪いマスクをかぶったスリップノットの面々が写っている。要保護者指導のラベルが貼られていることからも分かるように暗いイメージだ。だがスリップノットは、才能のなさを誇張表現でごまかそうとする頭のおかしなピエロ集団などではない。スリップノットのサウンドはコーンらに恩義があるとは言え、よりアグレッシブで創造的だ。実際、スレイヤーやデスメタルの方により近いが、それでいて聴き応えがあり、驚くほどにメロディが豊かだ。スリップノットと90年代にはやったネオメタル・ラップバンドに共通するのは(コーン、リンプ・ビズキットなどを手がけた)プロデューサーのロス・ロビンソンで、このアイオワ育ちのバンドを見出した彼は、自らのレーベルI Am Recordsに引き込んだ。ロビンソンのこの傑作は素晴らしいほどぞくぞくするパーカッション、サンプラー、DJ、メタリックグラインドのギターなどが入り混じっており、ヴォーカルのコリィ・テイラーの情感あふれる歌いっぷりと幅広い声域で実に聴き応えのあるものになっている。万人向けではないが、ハードな音楽が好きなファンなら理屈抜きで満足してもらえる。 --Katherine Turman

個人的には一番好き 2008-09-11
四枚のアルバムの中で、一番好きです。とにかくjoeyのドラムテクニックに感銘を受けました。確かに、明確に曲の転換が無いので、後半にいくにつれ満腹感はありますが、一枚通して素晴らしい出来のアルバムだと思います。2nd以降、曲調は変わっていきますが、是非解散をせずに、これからもslipknotを続けていって欲しいと、願っています。


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One Day as a Lion |One Day as a Lion

One Day as a LionOne Day as a Lion
One Day as a Lion
Epitaph
発売日 2008-07-22




シンプルだけど、それが魅力的 2008-08-30
2008年二月の幕張メッセ、八月のロラパルーザでのレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは再結成したバンドとは思えないくらいに現役感たっぷりで、バンドが放つ熱も解散前のそれとまるで変わらなかった。そんなライブだからこそRATMの新曲が聞きたくて仕方が無いのだが、今の所は新作がリリースされる話は聞かない。


トム・モレロのナイトウォッチマンはRATMとは全く違った方向を向いていた。バンドに懲りたと言う事でもないだろうが、あのフォークサウンドは RATMファンのニーズを満たすものとは言えない(そもそも曲の出来もニーズを満たすものではないと思う)。その割にモレロ本人はRATMよりナイトウォッチマンに本腰を入れているようで、それがますますRATMファンを不安にさせている。


その一方で「出る出る」と言われてお蔵入りになったRATMのフロントマン、ザック・デ・ラ・ロッチャのソロ作品の行方にRATMファンは期待をしていた。このOne Day As A Lionはそのお蔵入りとなったソロとは違うと思うがそれでもRATMファンのニーズへ充分に応える事ができる作品となった。


サウンドの感触としてはRATMの"Evil empire"に近い。もともと"Evil-"はザックの色が一番出ていたアルバムだし、ザックがやるのであればこうしたサウンドが一番似合っている。ドラムのジョン・セオドア(元Mars volta)もテクニックを聞かせるのではなくてしっかりとリズムを刻む事に専念しているし、ミキシングに関わっているマリオ・カルダートJrはザックに内包するヒップホップの側面を存分に引き出してファンキーな音に仕立て上げた。


One Day As a Lionがこれだけで終わるのはもったいない。極端にシンプルな構成だけにこれから先の展開は難しいところもあるだろうが、果敢にこのバンドを続けて行ってもらいたい(もちろんライブも見たい!)。


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